ネタバレ感想です!!
未見の方はご注意ください!!

作品概要
実録犯罪マニアという共通の趣味で仲良くなったチャールズ、オリバー、メイベルの3人が、ビルに住む全員が殺人犯かも!?という推理の基に、彼らの住む建物内で起きた死亡事件の謎を解き明かすために奮闘する。
引用元:海外ドラマデータベース:マーダーズ・イン・ビルディング|海外ドラマNAVI (dramanavi.net)
しかし、推理に夢中になっていくにつれて、自分たちが事件に巻き込まれていることに気づく3人。そして、お互いについていた嘘も発覚し、もしかしたら、自分たちの中に殺人犯がいるかもしれない…。
原題:Only Murders in the Building
2021年/アメリカ/Hulu
キャスト&登場人物紹介
監督:ジェイミー・バビット
脚本:スティーブ・マーティン
登場人物① チャールズ・ヘイデン・サベージ
── 演:スティーブ・マーティン
その昔俳優として『ブラゾス(Brazzos)』という刑事ドラマに出演して人気ではあったのだけれど、セミリタイアして色々と拗らせてしまっているおじさま。
興奮すると、なぜか鼻血が出てしまう。
演じるスティーブ・マーティン氏は脚本も務めてらっしゃいます。

登場人物② オリバー・パットナム
──演:マーティン・ショート
やる気はあるけれど、全然売れないミュージカル監督。
お金に大変困っており、家賃も払えない程。
結局息子夫婦にお金を無心してしまっているという…。困った人。
今作では一番のひょうきんものでした。
登場人物③ メイベル・モーラ
── 演:セレーナ・ゴメス
叔母の部屋を改装するためにやってきたイマドキな若者。
でも、過去に訳アリの様子。
その正体は、被害者であるティム・コノと幼馴染。
そして、共通の幼馴染であるゾーイが死亡した事件に深くティムが関わっていることに気づき、それもまた捜査している…という面を持っていました。
私、お恥ずかしながらセレーナが演技をしているのを観るのはこれが初めてだったのですけど、めちゃくちゃ良かったですね。大御所2人に囲まれてる状況ですが、引けを取らない演技でした!
登場人物④ ティム・コノ
── 演:ジュリアン・スィーヒ
今作の被害者。
アルコニアの住民たちからは細かい事にもクレームを言うので嫌われていました。
警察は自害と断定するも、死の直前に偶々エレベーターに乗り合わせたチャールズ、オリバー、メイベルの3人は不自然さを覚えます。
そして、3人とも実録犯罪ポッドキャストが好きだったということもあり、独自に彼の死について調査を始めます。
あらすじ
舞台はNYのアッパーウェストサイドにある、「アルコニア」という高級アパート。
NYで集合住宅でもあるので、住民同士の交流は薄いのだけれど、たまたまチャールズ、オリバー、メイベルの3人がエレベーターに乗り合わせました。
そこに、ティム・コノという男もたまたま乗り合わせます。
ティムはゴミ袋片手に誰かに電話をしている模様。
特にその場面では何も起こることなく、エレベーターを降りて各々が部屋に戻ります。
一見何も接点がないように思える3人ですが、実は3人とも同じポッドキャストを聞いていました。
そのポッドキャストとは…実録犯罪系の番組でした。
そう。3人とも、推理が大好き&マニアだったのです。
そしてその晩、警報が鳴り響き住人たちは外に出されてしまいます。
とりあえず家に戻れるまでダイナーで時間をつぶす3人。そこで、3人が同じポッドキャストを聞いていることが判明。少しだけ仲良くなって、そのポッドキャストをネタに推理をして盛り上がります。
しばらく経って、アパートに戻る3人。
すると、なんとこの「アルコニア」で遺体が発見されたようで、辺りは騒然としています。
3人は「現場を見に行こう!!」と意気投合。
現場である9階に行くと、なんとあのエレベーターに乗り合わせた男が被害者だったのです!!
警察は「おそらく自害であろう」と結論付けているのを小耳にはさむ3人。
しかし、エレベーターに乗っていた時に聞いた電話の内容からして、自害するような男には思えず…
3人は独自に「この事件を捜査しよう!」「犯人はこのビル内にいるに違いない!」とこれまた意気投合。そして、この捜査している過程をポッドキャストで配信しよう、とオリバーが思いつきます。
──タイトルは「Only Murders in the Building」。
3人は好奇心に突き動かされて事件を捜査することになるのですが、この3人の中に重大な『秘密』を抱える人物がいて…。
というお話。
感想① 話のテンポが良い
このドラマ、1話30分×8話という短さなので、とにかくテンポが良くて見やすかったです。
また、内容がこてこてのミステリーではなくコメディ色が強いのでそれもまた見やすいです。
(若干ミステリー色が薄い気もしたので、ミステリーを期待して観てしまうと少し物足りないかも。)
そして、このテンポの良さをキープできたのは主役3人の関係性の良さが最高に良かったから…ではないでしょうか。
3人の関係性の何が良いかって、年齢差は親子ほど(いや孫程かな)あれど、常にフラットな所です。
年長者であるチャールズとオリバーは、メイベルに「最近の若者は…」みたいな説教臭いことはしないですし、距離をとったりしません。1人の大人・メイベルに接しています。
メイベルもまた「おじいちゃんなんだから!」みたいな事はほぼなくて、それこそちょっと年上の(しかもちょっと面倒な性格をしている)お友達くらいに思って2人に接しているのが、ストレスなく見させてくれましたね。
自分も年とっても若い人にこんな風に相手してもらいたいなぁ、なんて思っちゃいました。
コメディ部分も良かったですよ!下品な笑いなどはなくて、ちょっと皮肉めいたコメディでした。
個人的には、毒を盛られたチャールズが、地面を這いつくばるシーン(そんな状況なのに、人徳の無さ故に他住民から全く助けてもらえない)が面白くて、声を出して笑ってしまいました。
感想② 1つの事件を追っている、と思いきや…
今作、この「ティム・コノ」の事件だけを追っていると思いきや、もう1つの過去に起こった事件が絡んできました。
もう1つの過去に起こった事件…それが、メイベルの『秘密』だった訳ですが、それが現在の事件に綺麗に絡んでややこしくするのだから、見応えを作ってくれました。
その事件とは、「メイベルとティムの共通の幼馴染・ゾーイの転落死事件」。
この事件で幼馴染のオスカーが、ティムの証言により犯人とされて捕まってしまうのですが…。
これもまた冤罪と判明。
それが恨みでオスカーがティムを…?はたまたメイベル自身が幼馴染たちの無念を晴らす為にティムを…?それとも、ゾーイの事件の真犯人・セオが目撃者のティムを闇に葬り去ったのか…?と色々とハラハラとさせる展開が続きました。
が!!結局はファゴット奏者のジャン(シーズン途中から登場・チャールズの彼女になる人でかなりぶっ飛んだ嗜好の持ち主)が、犯人と判明してお終い…でした。
若干「え!?」という拍子抜け感が否めませんでしたが…(;’∀’)
絡み合って、色々と推理できたのは楽しかったです!!
まとめ
Disney+がリニューアルされて『STAR』というものが追加されました。
今作はそのSTARオリジナルドラマです。(アメリカでは「Huluオリジナル」なのですが)
そもそもHuluの本体であるFOXがDisneyに買収されたので、HuluオリジナルはSTARでも観れるようになってくるのかな?と思っているのですがどうなのでしょうか…。
とにかくこういった海外ドラマがDisney+で観れるようになるようなので、楽しみですね。
Disney+に加入中の方は見てみてはいかがでしょうか。


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