ネタバレ感想です!!
ご注意ください!!

スタッフ紹介&概要
監督:
クリス・ロング
ケヴィン・ブレイ
グウィネス・ホーダー=ペイトン
脚本:
ジョエル・フィールズ
ジョー・ウェイスバーグ
監督のクリス・ロングは『メンタリスト(原題:The Mentalist)』のプロデューサーさんで有名かと思います。
私、未だに『メンタリスト』は見返したりしているんですよね…、大好きなドラマの1つなんですが。
今作はなんだか…面白いんですけど「う~~~ん…(´ε`;)ウーン…」というキモチ…
なかなかヘビーで、後味が最高に悪かったといいますか…(でも、あれ以外のオチは無かった気もするし…)
そんな…キモチです…( ;∀;)
登場人物① アラン・ストラウス
──演:スティーヴ・カレル
本作の主人公。
優秀な精神科医。
カジュアルなユダヤ教なのだけど、息子(エズラ)は違う一派(アラン曰く、カルト系)にいってしまったことで溝がある。…残念。
真面目な人で、もくもくと仕事をこなすタイプ。
サムという患者と日々接していたのだけど、なかなかつかめない男で「君が本心をみせてくれないと、適切な診断ができないよ」と言っていた。
…そうしたら、なんと、そのサムに拉致&監禁されてしまう!!
「殺人衝動をなんとかしてほしい」と言われてしまい…と、彼の運命は如何に。

登場人物② サム・フォートナー
──演:ドーナル・グリーソン
本作の主人公②
怒りを感じると殺人衝動が抑えきれない困った患者。
過去、父親からひどく殴られたりした過去があり、それから人と関係を築くのが病的に苦手。
アランと出会う前から何人も人の命を奪っている。
人間関係を築くのが病的に苦手なのに、結婚歴はある。
子ども(養子)もいる。
母親がアランの著書を持っており、そこからアランに興味を持つ。
そして、彼を拉致してベッドに繋ぎ「俺を治してくれ」と要求するのだけど…
登場人物③ キャンディス・フォートナー
──演:リンダ・エモンド
サムの母親。
驚くべきことに、この拉致監禁を容認しているスーパークレイジーな母親。
アランには「どうか息子を治して」としか言わず、アランを解放しようとなんてしない。
彼女もまた、夫に暴力を受けていた過去があります。
なので、彼女自身もどこか病んでいる。
サムは「母は僕を守ってくれた」と言って、母には懐いている様子。
…それでもアランは、最後の最後に「あなたは息子を守っていない」「暴力を受けたときに然るべきところに訴え出て、自身とサムの身を守るべきだったのだ」と正論をぶつけました。
ツライ状況にあったとは思いますが、息子という存在が居るのであればそうすべきだったと思います…(´ε`;)ウーン…
あらすじ
セラピストのアランは、連続殺人犯であることを明かした患者に捕らわれる。
サムはアランに殺人衝動を抑えるという、異例の治療の要求をする。
アランはサムの心を解きほぐし、次の殺人を止めねばならないが、サムは重要な点には触れようとしない。監禁されている間に、アランはサムの強迫観念の深さだけでなく、自分の家族に生じた亀裂を元に戻すにはどれだけの労力が必要かを知る。
…というお話。
引用元:その患者、シリアルキラー – ドラマ情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarksドラマ
感想① クレイジーで息が詰まる展開
サムとアランの対立(治療ともいう)がず~~~っとメインで描かれるドラマ。
「どうしてもこの衝動を治したいんだ!のサム」VS「なんとしてでもこの状況から脱したいんだ!のアラン」の対立なんですが、まぁ~~~…ずっとすごい緊張感で描かれます。
アランはサムに脅されている状況での治療なので、まともな治療なんて出来るわけがない。
ないんですけど、それをしないと「生きて」脱出はできないわけで。
普通なら、泣き喚いて普通に生活することなんてままならないと思うんですが。(監禁という状況が異常な上に、その相手がシリアルキラーなんて、どうやって精神保てばいいの??)
そして、治療の最中にも2人の命を奪うんですよ…??
しかも、その内の1人はアランの目の前で殺害されます。(自分のことを小馬鹿にした!!とサムが勝手に思い込んでいるだけの男性なんですけど)
こんな状況、精神崩壊するに違いないのですが…。
なんと、冷静沈着&忍耐力100%のアランは耐えます。
かなり耐える様子が辛いのですが、これはスティーヴ・カレルの圧巻の演技力です。
そして、耐えて耐えて、耐え抜いた先に。
サムに「回復の兆候」が見え始めます。
憎くて憎くて仕方なかった父の命を奪わず、「我慢」できたのです(変な文章だな)
なので、アランは「僕を解放してくれ」と頼みます。
治療も順調に進んだおかげで、サムからの信頼は得ることができましたし、無事に解放してくれると思いきや。
「先生が好きなソファを持ってくるし、冷蔵庫も置く。テレビも観れるようにするから…ずっとここにいて」
と、サム。
ちょっと出口が見えていたのに、ここにきての地獄に叩きつけられるアラン。
とうとうぽきっと心が折れてしまい、アランは遺書を書いて、最終的にサムが一番怒るであろう「キャンディスに危害を加える」行為をし、サムに命を奪われるのでした…。
この一連の流れがまぁ~~~…重かったですね( ;∀;)
一瞬は「解放」してくれるのではないかと、視聴者側にもアランにも思わせてくれたのに。
一気に叩き落してくれましたよ…。
ちょっと夢に出てくるのではないかと思うくらい、後味が悪かったです…。
でも、主役2人の演技が良いからこそ、そう思ったので…なんとも見応えはありましたね。やっぱり。

感想② 救いのない最期
自分の一番の理解者であったアランの命を奪ったサムは、アランから「お前はどうせ治らないよ」という呪いのような言葉を掛けられて、それに強く反発します。
最終的に自分をアランと同じような状態(足に鎖をつけて、家から出れないようにした)にして、ドラマは終了。
それと、アランが書いた遺書は子供たちの手に届いて、アランの家庭の問題は解決したような感じでした。これに関しても「それでいいの??」「父を殺害した犯人を赦さない!!くらい言ってやってよ…」と思ってしまって、なんだか腑に落ちない感じ。
そもそも、拉致監禁されてしまったアランの捜索がお粗末すぎないか(そもそもドラマではその描写もない)
そして、シリアルキラーとして何人もの命を奪っているようだけど、かなり犯行は雑。
…というか、サムがかなり華奢なので、被害者たちもなんとかすればサムから逃げれるんじゃないの?と思っちゃったし…。
この世界線の警察は何してるの??って、後半あたりはかなり突っ込んでしまった次第。(´ε`;)ウーン…
演技が良いが故に、そこの雑さがかなり気になってしまって、個人的には大分萎えてしまいましたね…。もったいない…( ;∀;)

まとめ
60点
面白い作品ではありましたが、上記の通り、雑さと後味の悪さが尾を引いてしまって。
良作ではあると思うんですが、もう少し「シリアルキラー」としての犯行についての異常性にもフォーカスしてほしかったな、とも思いました。
どうしても、サムが「人を殺す」動機と衝動についての描写がかなり陳腐でお粗末だったので…。
まぁ、結構ヘビーな題材だったので、2度は観れないかな…( ;∀;)
というキモチです。
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↑監督繋がりでいくなら、こちらの作品の方がおススメ。Netflixでも観れますよ~~


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