ネタバレ感想です!!
未見の方は注意してください!!
※また、今作がお好きな方には不快な気分にさせてしまう可能性がありますので、ご注意ください!!

「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビーら豪華キャストを迎え、1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。チャゼル監督がオリジナル脚本を手がけ、ゴージャスでクレイジーな映画業界で夢をかなえようとする男女の運命を描く。
夢を抱いてハリウッドへやって来た青年マニーと、彼と意気投合した新進女優ネリー。サイレント映画で業界を牽引してきた大物ジャックとの出会いにより、彼らの運命は大きく動き出す。恐れ知らずで美しいネリーは多くの人々を魅了し、スターの階段を駆け上がっていく。やがて、トーキー映画の革命の波が業界に押し寄せ……。
共演には「スパイダーマン」シリーズのトビー・マグワイア、「レディ・オア・ノット」のサマラ・ウィービング、監督としても活躍するオリビア・ワイルド、ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリーら多彩な顔ぶれが集結。
「ラ・ラ・ランド」のジャスティン・ハーウィッツが音楽を手がけた。2022年製作/189分/R15+/アメリカ
引用:バビロン : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
原題:Babylon
配給:東和ピクチャーズ
スタッフ紹介
監督:
デイミアン・チャゼル
製作:
マーク・プラット 
マシュー・プルーフ 
オリビア・ハミルトン
製作総指揮:
マイケル・ビューグ 
トビー・マグワイア
ウィク・ゴッドフリー
ヘレン・エスタブルック 
アダム・シーゲル 
ジェイソン・クロス 
デイブ・キャプラン
脚本:
デイミアン・チャゼル
撮影:
リヌス・サンドグレン
美術:
フローレンシア・マーティン
衣装:
メアリー・ゾフレス
編集:
トム・クロス
音楽:
ジャスティン・ハーウィッツ
監督は「ラ・ラ・ランド」で一世を風靡したデイミアン・チャゼル。史上最年少でアカデミー賞を受賞されているんですね~~。
周りからの期待に応えるのも大変でしょうね、ちなみに私の超個人的感想でいきますと…全然ハマりませんでした、本当にごめんなさい…(;´Д`)
 
登場人物① ジャック・コンラッド
──演:ブラッド・ピット
本作の主人公、1人目。
サイレント映画界で、業界を牽引してきた超大物俳優。
大酒のみで、豪快な性格(愛に奔放)だけれども、仕事には真面目。プロフェッショナル。
サイレント映画界では大人気だったけれども、音声付きの映画(トーキー映画)では全く通用せず。
なかなかの大根役者ぶりで、大真面目に演技していても観客から大笑い( *´艸`)クスクスされてしまう事態に…。
その時代の移り変わりについていけず、最後には拳銃自殺してしまいます。
う~~ん…(´ε`;)ウーン…
個人的にはもう少し「彼が演技が下手だ」という描写があってよかったんじゃないかな?と。
…というか、ブラピがブラピ過ぎて、イマイチ、コンラッドとしての悲壮感が伝わってこなかった印象…。(※個人の感想です)
「トーキー映画に打ちのめされた感」があまり感じれなかったので、自分で自分の命を絶ってしまうほどの絶望を彼が味わっていたのが意外に感じてしまって…(;´Д`)
これは私の受け取り力不足だったのかな…。しかし、感情にぐっとこなかったです。ごめんなさい。

 
登場人物② ネリー・ラロイ
──演:マーゴット・ロビー
本作の主人公、2人目。
夢を抱いてハリウッドにやってきた若手女優。
監督の言う通りに涙の量を調節できたり、表情も豊かだし…で一気にサイレント映画界のトップ女優くらいまで上りつめます。
…が、彼女もまたトーキー映画の波にのまれてしまいます。
演技はいいけど、どうにも「声」が良くなくてどんどん仕事が減っていきます。
結果、彼女はドラッグとギャンブルに溺れていきます。
しかし、そんな彼女を愛して止まないマニーがなんとか仕事を回してあげたり、なんとかチャンスを与えようとするのですが…。
自由奔放な彼女はそのチャンスを全て無駄にします。
結局、多額の借金のせいでマフィア達に目を付けられ命を奪われてお終い…でした。
こちらも、う~~ん…(´ε`;)ウーン…

 
登場人物③ マニー・トレス
──演:ディエゴ・カルバ
本作の主人公、3人目。
映画製作を夢見る青年。
具体的には「これから何百年と続くであろう偉大なる映画史の一部になる」こと。
コンラッドの付き人(見習い?)になり、サイレント映画界でのノウハウも学び、その後のトーキー映画での流れにもきちんとついていけた人。
特に黒人のジャズ・トランペット奏者であるシドニー・パーマー(演:ジョヴァン・アデポ)の演奏技術に感銘を受け、彼の映画をプロデュースしたところ、大ヒット。
一気に凄腕プロデューサーに。
しかし、愛するネリーをプロデュースするのに尽力する度に失敗。
結局、彼女の多額の借金を返済するのに偽札を使用してしまい、マフィア達に目を付けられてしまいます。それでもなんとか生き残り、最終的には映画館で「自分たちが歩んできた軌跡」を見つけ、涙してエンド…でした。
まぁ、彼だけは「これから何百年と続くであろう偉大なる映画史の一部になる」という「夢」を叶えたのかな…。

 
あらすじ
舞台は1920年代のハリウッド。
サイレント映画界の大御所、ジャック・コンラッドは毎夜パーティーを開いていました。
そこで、大スターを目指す女優ネリーと映画製作を夢見るマニーが出会い、仲良くなります。
そして、ネリーはそのパーティで映画出演のチャンスをつかみ、新進気鋭の女優として一気にスターへと上り詰めます。
マニーもマニーでジャックに気に入られて、ジャックの助手として映画界へ足を踏み入れます。
しかし、時はサイレント映画からトーキー映画へと移り変わる激動の時代。
その映画界の革新的な変化にこの3人はついていけるのか──…
というお話。
 
感想① よくある栄枯盛衰的なお話
きっと、この3人はそのトーキー映画の波についていけず、誰かがアルコールとドラックに溺れて命を落としたり、誰かは借金まみれかなにかになってマフィアに命を狙われたり…。
それでも時が経てば「そんな事、あんな事もあったわよね~~(´・ω・)(・ω・`)ネー」と言って、お涙頂戴で終わるんでしょう?
と思って観ていたら、その通りでびっくりした…というか…(苦笑)
ごめんなさい、私にとっては「よくあるタイプ」の映画でした。
よくある話の内容でも面白いものは面白いし、ワクワクするものですが…。
今作においては私、全くのれなくって…(´ε`;)ウーン…
どれも真新しく感じれなくて、どの登場人物にも感情移入できませんでした。どのキャラクターもよくあるタイプの人生の転落の仕方ですし…、どうしても「まぁ、そうなるよね(´ε`;)ウーン…」としか思えなくって。
この映画がお好きな方には申し訳ないんですけれど、どうにも「面白い」とは感じれなくって。
最後のこれまでの映画史が一気に流れるのは、とっても感動しましたが。
「このシーンを流すためにこの映画を作ったんだよ~~、ほら、感動するでしょ~~??」と言われている気もして(ものすごく面倒な人間)、めちゃくちゃ冷めてしまう自分もいた…というか…(;´Д`)
何だかなぁ…というキモチでした(´ε`;)ウーン…
 
感想② 感情移入できなかったワケ
よくあるタイプのお話、展開でも面白いものは面白いですし、むしろ安心して観れるので大好きな人間なんですが…。
何故今作がここまで自分にハマらなかったのか、考えてみました。
結局、感情移入できなかったのがいけなかったと思うんです。
残念ながら、誰一人にも感情移入できず、終始「なにしてるんだ、君たちは…」と冷めてしまっていたんですよね…。
ではなぜ冷めてしまったか。
その理由は単に私の許容範囲を超える「下品」な表現がオンパレードだったからです…。
観た方はわかると思うのですが、吐しゃ物、汚物のオンパレードでして。それが私、超~~~~苦手でして…!!(まぁ、得意な方もいないと思いますが!)
なので、「このキャラクター&展開がすごくいい~~!!」と思っても、また下品な描写が突然くるのではないか、と思ってしまい、映像に全く集中できないという。今までした事がない映像体験でした。
こんな映像体験は、二度としたくないです…ごめんなさい…(;´Д`)
 
まとめ
30点
ごめんなさい、本当に苦手な表現が多くて。
こんな点数になってしまいましたが…。お好きな方には申し訳ない。
でも、個人の感想ですので。
おそらく、下品な表現がなければ、結構好きな部類の映画になっていたと思います(それほどあの描写・映像が自分にはキツかったです)
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↑こちらの『ラ・ラ・ランド』のほうが、評判がいい感じ。
 


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