ネタバレ感想です!!
未見の方は注意してください!!

あらすじ
引用元:海外ドラマデータベース:新米刑事ヴァランダー|海外ドラマNAVI (dramanavi.net)
残忍な憎悪犯罪が国民の感情をあおる中、警察官からいきなり昇進した新米刑事が事件の捜査にあたる。後に伝説の刑事となるクルト・ヴァランダーの誕生物語。
ヘニング・マンケルがクルト・ヴァランダー刑事を主人公に描いた小説シリーズを原作とする、スウェーデン発のミステリー・サスペンスドラマ。
2020年 / イギリス スウェーデン
原題:Young Wallander
配信:Netflix
概要
『新米刑事ヴァランダー』っていう邦題がイマイチ良くない…と個人的には思っているんですが(損している感じがする…)
そもそも、このドラマはスウェーデンで人気の『刑事ヴァランダー』の主人公・クルト・ヴァランダーの若かりし頃を描いたドラマです。
『刑事ヴァランダー』は、スウェーデンの推理小説作家ヘニング・マンケルの警察小説「クルト・ヴァランダー」シリーズを原作とする、BBCで放送されたケネス・ブラナー主演・製作総指揮の刑事ドラマシリーズ。(4シーズンで終了してます)

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↑面白いのかな?1シーズン4話程の構成だったので、観やすそうではありますね。(観てない人間がごめんなさい)
因みにケネス・ブラナーは今年公開の『ナイル殺人事件』の監督兼主役ですね。
こちらも面白いのかしら‥‥(;´Д`)
登場人物① クルト・ヴァランダー
──演:アダム・ポールソン
今作の主人公。
正義感に燃える新米刑事。けど、新米にしてはかなり冷静な男前でした。
自分が住んでいるマンションで事件が起き、自分で捜査を始めたところ刑事ヘムベリに見込まれ、事件の捜査をほぼ一任されることに。
演じるアダム・ポールソンはスウェーデン出身の俳優さん。
私、この方をジョナサン・ブロフと見間違えましてね…。それで見始めたんですよ、っていうのは内緒だよ‥‥!!
登場人物② ヘムベリ
──演:リチャード・ディレイン
クルトの上司で、熟練刑事。捜査班のリーダー。
クルトに「嘘も方便」を教える漢。
良いも悪いもクルトに教えてくれた人で、私はこういう昔気質な人好きですよ‥‥。
階段を一気に登って息を切らせちゃったり、「オペラはちょっとダサいっすよ…」と新米に言われる姿にはほっこりさせられました。(*´ω`)
最終話で悲劇的な最後を迎えちゃうのは、想像してなかったのでビックリ。

登場人物③ ラスク
──演:リアン・ベスト
捜査班の同僚で先輩刑事。
彼女も正義感に燃える女性。「新米にはキツイ」といって最初の方は何かと気にかけてくれていました。
シーズン後半では、クルトとも打ち解けて、くすりと笑えるシーンもあったのが印象的。
シーズン2でも活躍してくれそうです。

登場人物④ モナ
──演:エリス・チャペル
グスタフ・ムンク財団が運営している難民避難所の代表者。
グスタフ・ムンクという金持ちのイケメンとお付き合いしていたけれど、破局。
その後クルトとお付き合いすることに‥‥。
とっても印象的な美人さんでした。シーズン2も活躍ありそう。

登場人物④ レザ
──演:ヤセン・アトゥール
クルトの大親友。家族といってもいいほど。
クルトより先に昇進予定だったのに、ヘムベリがクルトを優先してしまったため昇進取り消しに…。
妻子がいる。
反移民デモで騒動に巻き込まれ重傷を負うも、無事に復帰。本当によかった!!
レザの奥様が事件解決の糸口になってくれましたね。
奥様がパシュトー語を話せたからです。超キーポイントでした。
パシュトー語とは‥‥
アフガニスタン、またはパキスタンの西部に住むアフガン人(パシュトゥーン人)の話す言語のこと。アフガニスタンでは公用語として認定されています。
登場人物⑤ イブラ
──演:ジョーダン・アドネ
クルトと同じマンションに住むサッカー少年。移民。
事件の被害者:ヒューゴ少年と喧嘩している姿を目撃されていたため、容疑者に。
その結果、プロ契約の一歩手前まで行っていた話がおじゃんに。
彼は悪の道に走る…と思ったけれど、クルトがサッカーチームに電話攻撃。彼は無事プロ契約を結べることに。良かったね…( ;∀;)
ドラマの舞台がマルメなので、この土地出身のズラタン・イブラヒモビッチ選手がモデルだったりするのかな~~なんて思っちゃいました。
※彼も両親が移民で、マルメユース出身。且つ、昔は悪さばかりしていたそうです。
登場人物⑥ バシュ
──演:チャールズ・ムネネ
中規模のギャング集団のリーダー。
クルトの居住周辺を牛耳っていて、イブラ少年のことを大切に思ってくれている兄ちゃん的存在。
イブラを釈放するため奔走してくれるし、クルトに色々と情報を流してくれる。
今作で一番好きなキャラクターでした。
シーズン2には出演あるのかな…

あらすじ
警官として働くクルト・ヴァランダー。
いつかは重罪犯罪を捜査する刑事になりたいと夢みていましたが、先に大親友のレザに先を越されてしまいます。ちょっと寂しい…と思っていたある日。
クルトが住むマンション敷地内で残酷な事件が起きてしまいます。
スウェーデン人の少年・ヒューゴがフェンスに手を拘束されたまま、口に手榴弾を仕込まれてそれが起爆して…というもの(かなり残酷な事件で驚き)。
そして、第一容疑者としてあがったのがヒューゴと仲が悪かったイブラ少年。
イブラ少年は移民。これが問題となり、【やはり移民をうけいれるべきではない】という反移民デモが活発化してしまいます。
そんな中、イブラの親愛なる隣人として居てもたってもいられず独自に捜査を始めるクルト。
すると、なかなかいい筋をいくクルト。
ヘムベリに認められて、レザに用意した席をクルトが奪ってしまう事に‥‥
移民・難民問題にも触れながら、クルトは真犯人を追う‥‥!!
というお話。
感想① 移民・難民問題に悩まされるスウェーデン
Netflixのあらすじをみる限り、ただの刑事ものかと思いきや。
移民・難民問題がかなり全面に出てくるドラマになっておりました。ちょっとびっくりです。
且つ、スウェーデンといえば美しい景観が観れるのでは?なんて思っていたら大間違い。
基本的に街はずれの【スラム街】がメインになるので、それもまた驚き。(撮影はリトアニアで行われています)

「北欧ってムーミンの発祥地だし(?)、おだやかで自然が綺麗な国なんじゃないかしら…(゚∀゚)」なんて、思っていた私。大間違いでした。
もちろん美しい自然がある穏やかな国ではあるかもですが、やっぱりどんな国にも問題はあるんだなぁ、と思った次第。
【移民や難民が自国を荒らすのではないか】という負の感情に触れているドラマでもありました。そして、それをうまく利用した犯人。
まぁ、身も蓋もなくオチを言ってしまうと、移民難民問題に着手して慈善活動を行っている弟(グスタフ)の失脚を狙った(父親の大きな財産が欲しくて欲しくてたまらない超サイコパスな)兄(カール)が、難民を雇って起こした事件だった!!わけですが。
【難民・移民問題】と【犯罪心理】を非常にうまく混ぜて描いているドラマでした。
感想② 真犯人は逮捕できず…
大きな財力があった真犯人。結局煙にまいて逃げおおせてしまいます。
決定的な証拠もありませんでしたしね。社会の理不尽さにも心がへし折られるクルト。
その上、上司・ヘムベリが爆発に巻き込まれて命を落とすのを目の前で見てしまうという、かなりヘビー&ヘビーな状況。
結局彼は警察を辞めて、彼女モナと一緒にマンションで暮らし始めました…とこれでシーズン1はお終いでした。
これがなかなかモヤモヤするオチでした。
犯人は逮捕されてほしかったな~~とものすごく残念な気持ちになりました。
まとめ
70点
派手な展開は特にないのですが、静かな刑事ものがお好きな人にはお勧め。
私は大好物でしたが、どうにも最後に犯人が逮捕されなかったのがモヤモヤ…。
シーズン2も2022年2月17日から配信されますので、そちらで決着がついたりするのかな…?と思いつつ、シーズン2も観よう~と思います。
地味にくすりと笑える要素もあるし、全6話とコンパクトでもあるのが良かったです。
価格:1,100円 |
↑そもそもの【刑事ヴァランダー】原作の1作目。全11作品ありましたよ。


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