マローボーン家の掟 ネタバレ感想

映画













ネタバレ感想です!!
未見の方は注意してください!!









↑予告編
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スタッフ紹介&概要

監督:
セルヒオ・G・サンチェス

制作:
ベレン・アティエンサ
アルバロ・アウグスティン
ジスラン・バロワ


製作総指揮:
J・A・バヨナ
サンドラ・エルミーダ
パロマ・モリーナ


脚本:
セルヒオ・G・サンチェス

撮影:
シャビ・ヒメネス

美術:
パトリック・サルバドル

衣装:
ソニア・グランデ

編集:
エレーナ・ルイス

音楽:
フェルナンド・ベラスケス

本作は2017年に製作、公開は2019年の作品。
U-NEXTで何観ようかな~~と思って眺めていたところ、本作をやたらおススメしてくるので何となく鑑賞してみたのですが…。なかなかの良作で、私は大好きでしたよ!!(まぁ、嫌な表現はありましたけれど…(;´Д`))

登場人物① ジャック・マローボーン

──演:ジョージ・マッケイ
本作の主人公。4兄弟の一番上のお兄ちゃん。
かなり訳アリの雰囲気で、山奥にある家に母と兄弟4人で移り住んできます。
性格は優しく、責任感の強いお兄ちゃん。
母が死の間際に「ジャックが法的に大人になる21まで、隠れて生きていくのよ」と言った言葉をきちんと守って、兄弟4人でひっそりと暮らしていました。
この家族には不思議な掟が何個かあって…

①屋敷の外に出てはいけない
②鏡をのぞいてはいけない
③屋根裏に近づいてはいけない


…等々。

なんとも意味深な…

↑本当に優しい優しいお兄ちゃん。優しさが仇となったのかも…

登場人物② アリー

──演:アニヤ・テイラー=ジョイ
ジャックの彼女。
兄弟の母親がご健在の時に出会った彼女で、献身的にこの家族を支えてもくれていた。
美人さんで、マローボーン兄弟のことも担当している若い弁護士の男・ポールにも言い寄られている。

ポールはなかなか腹立つ男でしたが、結局痛い目にあってしまうので…何とも言えない気持ち( ;∀;)

↑勇敢でもある女性。こういう役が似合うよね、アニヤちゃん。

登場人物③ ビリー/ジェーン/サム

──演:チャーリー・ヒートン
──演:ミア・ゴス
──演:マシュー・スタッグ
ジャックの愛する兄弟たち。
ビリーは勇敢でお兄ちゃん想いのいい子。
ジェーンも面倒見がよく、一番下のサムの世話もきちんとするし、時には他男兄弟たちの面倒も見る。
サムは一番年下の10歳にもならない少年。無邪気で、兄弟のことが大好きな良き弟。
…本当に4人は仲良しの兄弟です。
屋敷の外に出れず苦労も多いのに、文句言わず兄のジャックを支えて日々を必死に生きています。
‥‥‥‥なのですが。

感想① 屋根裏部屋にはなにがある??

まぁ、あらすじでもしっかりネタバレされていますが、この兄弟たちの父親は「凶悪な犯罪者」です。
銀行を襲っているし、人も殺しているし、その上ジェーンに性的虐待を加えているという…。最悪最低の男。主人公家族たちは、その父親から逃れるためにこの山奥の屋敷に引っ越ししててきた訳です。

ですが、この男、マジで屑の極み。家族を追いかけてくるのです。

そして、兄弟たちを襲うものですから、兄のジャックがこの父親を殺害。そして屋根裏に隠している訳なのですが…。

映画の序盤では、屋根裏部屋から音がするので「父親が生きているんじゃないか」と怯えて暮らしている様子が描かれています。
でも、天井のシミ(腐敗)は進んでいくので、「父親は死んでいるはず」なんです。
なのに、音は止まないし何なら「あいつがいた!!」と弟は叫び、「何か」には襲われてケガだってします。
その情報だけ拾って、「父親が悪霊になって息子や娘を襲っているのかなぁ?」と思いましたよ、私は…!!
なんか掟も鏡をのぞいちゃいけない、とかあるし…!!悪霊に姿を見られちゃいけない、そういう事──…!?!なんて勝手に盛り上がって見てましたけど…!!(とても単純な人間)

でも、終盤に明かされるのはとってもとっても悲しい真実でした…。

屋根裏部屋にあるのは、長男が守りたくて守りたくて仕方なかった兄弟たち3人の遺体があったのです。
ワタクシ、ここで号泣してしまいました…。

感想② だから掟が必要だったの…!!

隠れ家にまで追ってきた父親は、なんと兄弟たち3人を殺害していたのです…。
ジャックは、命からがらその父親を屋根裏部屋に閉じ込めることには成功したのですが。一歩遅かったんですね( ;∀;)

なので、映画の中で描かれている兄弟3人は全部ジャックの妄想。兄弟たちの人格を自分の中に住まわせ、多重人格者になっていたのです。
だから、
掟①鏡をみてはいけない⇒自分が1人だっていうことを思い出しちゃうから
掟②屋敷の外に出てはいけない⇒兄弟たちが消えてしまうから
掟③屋根裏部屋に近づいてはいけない⇒兄弟たちの遺体があるから
ジャックはジャックであるために、この掟がないと自分を保つことができなかったんですね…( ;∀;)

てっきり、悪霊関係だと思っていた私、本当にバカでした…(;´Д`)
こんな悲しい掟ありますか…?すごい騙されちゃったし、愛に溢れているなんて…。

感想③ 父親の生命力が憎い…。

そして、何気に驚いたのは父親。
父親、なんと屋根裏部屋で生き続けていました(;´Д`)
家に入り込んでくる小動物(アライグマとか)を食べて、なんとか生き長らえていたのですね…。信じられます??傍らには子供3人の遺体まであるんですよ??
しかも、ポールを殺害してしまうほどの体力・思考力・判断力も残っているのだから、コイツは世紀の大悪党ですよ…!!(# ゚Д゚)

結局、ジャックはアリーの声に支えらて、勇敢な人格のビリーを呼び出して父親にトドメをさしてエンド、でした。

いや、その生命力羨ましいよ‥‥。

まとめ

80点

非常に素晴らしい作品でした!!
終盤にかけての伏線回収は綺麗だったし、悲劇だったけれどもラストは爽やかでよかったんじゃないでしょうか。
アリーとともに屋敷にとどまり、兄弟たちの幻影を感じながら、ジャックはあの屋敷で生涯を終えるのでしょう。
…でもやっぱり、兄弟たちが亡くなっていたという真実はつらかったな~~…



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