ネタバレ感想です!!
未見の方はご注意ください!!

ヒュー・ジャックマンが記憶に潜入するエージェントに扮したSFサスペンス大作。
レミニセンス : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
「インターステラー」「ダークナイト」などクリストファー・ノーラン作品で脚本を担当してきた、クリストファー・ノーランの弟ジョナサン・ノーランが製作を手がけ、ジョナサンの妻でテレビシリーズ「ウエストワールド」のクリエイターとして知られるリサ・ジョイがメガホンをとった。
多くの都市が水没して水に覆われた世界。記憶に潜入し、その記憶を時空間映像として再現する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」のニックに、検察からある仕事が舞い込む。
それは、瀕死の状態で発見された新興勢力のギャング組織の男の記憶に潜入し、組織の正体と目的をつかむというものだった。男の記憶から映し出された、事件の鍵を握るメイという名の女性を追うことになったニックは、次々とレミニセンスを繰り返していく。しかし、膨大な記憶と映像に翻弄され、やがて予測もしなかった陰謀に巻き込まれていく。
「グレイテスト・ショーマン」でもジャックマンと共演したレベッカ・ファーガソン、「ウエストワールド」のタンディ・ニュートンらが脇を固める。
2021年製作/116分/PG12/アメリカ
原題:Reminiscence
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ紹介
監督:
リサ・ジョイ
製作:
リサ・ジョイ
ジョナサン・ノーラン
マイケル・デ・ルカ
アーロン・ライダー
製作総指揮:
アシーナ・ウィッカム
エリシア・ホームズ
スコット・ランプキン
登場人物① ニック・バニスター
──演:ヒュー・ジャックマン
本作の主人公。退役軍人。
顧客が希望する過去を詳細に再体験させるという、非常にアブナイお仕事をしています。
或る日、顧客の1人であるメイという女性に一目ぼれしちゃって、彼の人生は一変してしまいます。

↑演じるはヒュー・ジャックマン氏。まあぁぁ、今作も男前。
もう、彼のカッコよさをみるだけの映画だったといっても過言ではない。(過言)
登場人物② メイ
──演:レベッカ・ファーガソン
本作のヒロイン。謎多き女性。
ニックと恋人関係になるけれど、ある日突然姿を消してしまいます。
果たして!!彼女に何があったのか!!そして!!彼女は!!何者なのか!! がメインのお話。

↑めちゃくちゃ美人さんでした…。そりゃ人生狂わされるか…というキモチ
登場人物③ エミリー・ワッツ・サンダース
──演:タンディ・ニュートン
ニックの会社で働く唯一の社員。且つ頼りになる相棒。彼女もまた退役軍人。
過去の出来事がトラウマで、アルコール中毒者でもある。
ニックの事が好き。(言っちゃった!!)

↑戦闘力も高く、非常に頼りになる女性。
長年好きだった男性が恋人との過去に溺れる哀れな姿を見続けるなんて…どんな地獄なんだ。
あらすじ&ネタバレ
舞台は近未来の地球。
地球温暖化により、水面が上昇してしまい、地球上の陸はほぼ水没。人々は残った陸でなんとか生きていました。(土地持ちの金持ちは世間からとても嫌われてます)
主人公である、ニックは相棒のワッツと共に、特殊な仕事をしていました。(inマイアミ)
その仕事とは、顧客の希望する過去の記憶を蘇らせ、それを顧客に体験させることでお金を儲ける、というもの。(しかもその思い出した記憶はチップに保存されているという不思議)
連日、過去の記憶に溺れたい…とお客さんが来ます。
特に2人の常連さんが居て、いつも決まった記憶をたどります。
ハンクという戦争で両足を失った男性は、戦争前に愛犬と過ごした日々を思い出し、
エルサという女性は、初老の男性との逢瀬を思い出して、涙を流しています。(若干依存気味)
そんなある日、運命の女性メイが来店します。
メイはとあるバーのスタッフでありシンガーなのですが、お店の鍵を無くしてしまったと言い、2人は彼女の記憶を辿る事にします。
メイの過去を見るニックとワッツ。
鍵の場所はあっさりとわかったのですが、彼女の事がどうも気になるニック。
ついつい、彼女の記憶を鍵を見つけた後も観てしまいます。
すると、彼女は舞台にあがる前に涙を流していたり…ニックの心は動かされます(美人の涙には弱いもんだ)
無事、仕事が済み彼女に鍵のありかを伝えるのですが。
閉店後彼女がイヤリングを忘れている事に気づいたニック。
イヤリングを渡しに、彼女のバーへ行きます。
バーで彼女を見つけたとき、彼女はバーの舞台に立っており、ニックの思い出の歌【When or where】をしっとりと歌い上げ、ニックの心はもう鷲掴み…!!
メイもニックの事が気になっており、一気に2人の距離が縮まり2人は恋人関係に…。
ニックは幸せの絶頂におりましたが、その日々は長く続きませんでした。
ある日突然、メイが居なくなってしまったのです…!!
ニックは憑りつかれたかのように、仕事なんてすっぽかしてメイとの過去に入り浸り、メイがどこにいってしまったのか…何か手がかりはないのか!?と探り続けます。(+彼女との幸せに過ごした過去の記憶に入り浸る)
その様子にも、ワッツはお手上げ。
過去の記憶に戻って入り浸りすぎると、バースト(脳が破壊されてしまう)してしまうから、やめて!と何度も忠告しますが、ニックは聞く耳を持ちません。
そんなある日、検察官のエイブリーから、麻薬組織のトップ・セイント・ジョーの逮捕協力を依頼されます。
なんでも、セイント・ジョーの部下を捕らえたので、彼の記憶に潜入してほしいと。
ニックはメイの事を調べたくて仕方ありませんが、仕方なく(オイ)彼の記憶に潜入します。
そしたら、なぜかメイの姿があるではありませんか!!
ニックはセイント・ジョーの事などすっぽかして、メイの事を追います。
なんでもメイはニューオリンズで、セイント・ジョーがアジトにしていたバーで働いていたようで、しかも、セイント・ジョーの愛人&麻薬常用者だったという事実が発覚!!
その上、セイント・ジョーの麻薬を持ち逃げしていた事実も発覚…。
ニックは急いでニューオリンズのセイント・ジョーのバーに押し入ります。
が、セイント・ジョーにボコボコにされます。(そらそうだ)
周りは敵ばかりで、窮地に立たされますが…ワッツが助けに来てくれます。
お陰でなんとか命は救われましたが、何の情報を得る事も出来ずしょんぼりニック、マイアミに帰ります。
そんなニックを見兼ねて、ワッツが意を決して最期にメイと話した記憶を見せます。
その記憶の中で、ワッツがニックに長年恋をしていた…というワッツの知られたくない部分が明らかになる訳ですが、それには目もくれず(酷いや( ;∀;))
ニックはメイが事務所で何かを盗んだことを見抜きます。
彼女は一体何を盗んだのか‥‥それは、常連客であるエルサの記憶でした。
なぜエルサの記憶を??
とその謎は案外すぐ解けます。問題はエルサの逢瀬の相手です。
エルサの逢瀬の相手とは、ウォルター・シルヴァンでした。
ウォルター・シルヴァンは、この世界において超金持ちの地主です。しかも結婚して成人した息子までいるので、エルサとは不倫関係です。
色々とつかめてきたニック。
次はエルサを追います。
そして、エルサの友人から「エルサは誰かに殺されて、エルサの息子は赤毛の女に連れ去られた」という事を教えてもらいます。
メイは赤毛だったので、メイが息子誘拐に関与している…!?と推理していたら、ニックは誰かに襲われます。そして、襲ってきた男は「これ以上は追うな」と告げます。
すぐ様、ニックは襲われた時の記憶を機械で観ます。(便利だなぁ)
襲ってきた男の顔はどこかで見た顔。
男は、セイント・ジョーの用心棒をしていた、悪徳警官のサイラス・ブースでした。
そこでニックは、ウォルターの愛人・エルサが子供を産んでいたとなると、その存在を消したいと思うのは本妻であるタマラではないか?と推理!!
次はタマラに会いに行きます。
しかし、タマラはお金の限りをつくして、自分が一番幸せだったころの記憶(=夫ウォルターに愛している、子どもができたの…と告白する)に入り浸っていました。
奇妙な空間でしたけど、ニックはタマラから情報を聞き出すことに成功。
ウォルターがサイラスを雇い、エルサとその息子を殺害するように命じた事。
そして、サイラスがニューオリンズから来た女を使って仕事を進めていると…
そして、ニックはサイラスが居るであろう、ならず者たちが集まる島に行きます。
そこでとうとうサイラスと対峙。
激戦を繰り広げ、ニックの勝利!!
ニックはサイラスを自分の会社に連れていき、彼の記憶を辿ります。
そして、そこで明かされたのは…
サイラスはセイント・ジョーの麻薬売上金をちょこっと横取りしており、セイント・ジョーの怒りを買い、半身火傷を負わされます。
その後、何とかマイアミに逃げ込み裏仕事で食いつないでいると、エルサ&息子の殺害(&ウォルターの不貞行為の記録抹消)の仕事を依頼されます。
その仕事を成功させるため、サイラスはメイを脅し、メイは脅されてニックに近づいたのです。
メイが 【When or where】 を歌って彼の心を鷲掴み!!したのも、念入りな下調べがあった故でした(常連のハンクからニックの好みを聞いていた)
その後、メイはサイラスの指示通りエルサの記憶を手に入れた訳ですが…
その頃にはすっかりニックを本当に愛してしまったメイ。サイラスを裏切ることを決意。
エルサを殺害した後、息子を殺害しようとしたサイラスから何とか息子を助け出し、全てを告白しようとニックの元に訪れます。けれど、その時ニックは過去の記憶に入り浸っており、メイの訪問に気づきません。
そこで待ち伏せしていたサイラスにメイは捕らえられ、薬漬けにされるメイ。
「息子の居場所を吐け!!」と脅されるも、きっとこの記憶を未来のニックが見るだろうとメイは予測。
メイはニックにしかわからない言葉(完全に安全な場所の事=息子を隠している場所)を言い、ニックに愛を囁きます。
そして、サイラスの隙をついて、大量の薬を飲んでメイは水中自殺します。
悲しみに暮れるニック。
復讐に燃え、サイラスを殺害したい…!!と思いますが、それよりももっとツライ罰を与えると決意。
サイラスが一番つらいであろう記憶──体を燃やされている時の記憶に彼を閉じ込めてしまいます。
そして、ニックはもう一度タマラの元へ行きます。
真犯人はウォルターではなく、タマラの息子のセバスチャンと推理したからです。
そう、実はセバスチャンとウォルターには裁判所ですれ違っており、その時の会話を思い出したから。
ウォルターは彼女を探せ、とセバスチャンに言っていただけ。
その後ウォルターは亡くなって、遺産相続の話になってくる→私生児が出てくると遺産が手に入らないと考えたセバスチャンが、全ての黒幕ではないか、と。
その推理は当たっており、遺産分割を恐れたセバスチャンが真犯人でした。
セバスチャンが犯人だと確認した後、ニックはワッツの元を訪れます。
これまでの無礼を心から謝罪し、そして「君は娘と和解して未来に生きて欲しい」と告げます。
ニックは警察に全てを話し、サイラスをバーストしてしまった罪を負う事に。
警察と取引した結果、ニックは「メイとの過去にずっと閉じ込められること」を選び、彼は過去に生きていくことにするのでした…(その機械のメンテナンスはワッツがし続けてくれているという…健気( ;∀;))
感想① プロモーションが良くなかった
今作の一番の悪かった点。それは、プロモーションだと思っております。
映画のポスターにも【SFサスペンス超大作】
あらすじには【事件の鍵を握る女性・メイという女性を追う事になったエージェント・ニック】
ですもの。
これだけ見ると、ノーラン弟も関わっているのだから「TENETやインセプションのような難解なお話なのかな!?」「ヒュー・ジャックマンが探偵やってるの!?」とか思っていた人、いるんじゃないですかね??あのですね、私はそう思っていましたよ…!!!!
なので、今作を観に行って驚きました。
ただただ、未練タラタラの男・ニックがフラれた女・メイに固執しまくっているだけの話じゃないか…!!と。
珍しくカンが働いた私は、最初にジョナサンが犯人なんだろうな~~と気づいてしまったし、で、やっぱり最後まで見てもただの痴情の縺れが問題なだけで、全然サスペンスの超大作ではないし…(映像はすごい綺麗だけれど、それは景観だけな気も)
それが本当に残念。
プロモーションで、もっと正直に表現してよかったんじゃないでしょうか。
例えば「消えた愛する女性との過去を辿って、彼女を取り戻せ!」とか。もっと内容に則した文言を付けるとか…。
そうでないと、「これは内容詐欺じゃんか~~残念!!」となった人、多かったと思うんですよね。
でも、これはジャンル的に何の映画になるのかな…?SFサスペンス、というにはサスペンス要素は薄いし。SFラブロマンス、にしても‥‥なんだかなぁ…(´ε`;)ウーン…という気もするし…
結局何のジャンルになると思いますか??(突然の問いかけ)
感想② 愛の物語りとしては良かった
①で散々文句は言いましたけれど、愛の物語りとしては良かったと思います。
メイは昔やんちゃしまくって大変だった訳ですが、ニックと恋に落ちて「本当の自分」を取り戻し、善い行いをしようとする姿勢は本当によかったし(愛は世界を救う、じゃないけどさ…)、ラストの「サイラスに語り掛けていると見せかけて、本当は未来のニックに話しかけるシーン」とかも、美しいったらありゃしない、ですよ…(私はホロリときちゃったもの)
それに、ニックとメイが愛を深めていく様子は、さすが美男美女の役者さん、魅せてくれます。
とても美しかった。
だから、この「愛のお話」という部分をメインにプロモーションしたら、もっと満足度が上がったと思うんですよね…(まだ言う)
感想③ 結局ニックの設定活かしきれてないんじゃないか問題
いや、これはそう感じた人多いのではないでしょうか??
彼は退役軍人で(実際肉体は逞しい)、ちょこっと強そうなシーンも一瞬あるのはあるんですが。
あるんですが、基本的にボコボコにされています。
セイント・ジョーのアジトに乗り込んだ時も、武装はただ注射器一本と銃(未使用)だし。
勿論窮地に立たされて、後から駆け付けたワッツにほぼ全員退治してもらっているし。
サイラスには簡単に背後を取られて殴られているし…
あまりにもその設定を活かしきれていないな、と思ってすこし集中力が削がれてしまいました。
ちょこっと残念だなぁ…(´ε`;)ウーン…
まとめ
総合して60点
確かに色々とモノ申したいところはあるのですが、見てられない!!つまらない!!というところまでは行ってないんですよね、個人的には。
だって、俳優さん&女優さんの演技は素敵でしたし。
そこまで難解ではないサスペンスで、サラっと見やすくはあったし。
でも、まぁ!!ヒュー・ジャックマンがカッコイイからなんでもいいや…という着地ですね!!(酷)
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↑ジョナサン・ノーランと言えば、ダークナイトの脚本ではないでしょうかね。
インターステラーも好きでしたけど、やっぱりダークナイトは最高です…
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↑ヒュー・ジャックマンとレベッカ・ファーガソンと言えば、【グレーテストショーマン】
こちらも日本ではヒットしましたが、世界的には結構酷評気味…でしたね。
でも、あるドラマでも言っていましたが「サントラは最高」です。


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