ベター・コール・ソウル シーズン5 ネタバレ感想

ベター・コール・ソウル シーズン5

















ネタバレ感想です!!
未見の方は注意してください!!













↑予告編はこちら
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概要

↑前シーズンの感想はこちら。

とうとう『ソウル・グッドマン』が誕生したシーズン4。
シーズン5では、彼がソウル・グッドマンとして歩み始めるのですが、果たしてその道はどうなっているのか…!?
また、マイクとガス、そしてナチョの歩みはどうなるのか。
気になるシーズン5、かなりの波乱万丈でした…!!

そして、本家からはあのハンクゴメスが登場!!
い、生きてる~~!!(当たり前)

↑きゃ~~~!!てかってる~~~!!!!(失礼)

登場人物① ジミー・マッギル

──演:ボブ・オデンカーク
主人公。
とうとう『ソウル・グッドマン』として弁護士業を再開させていく。
前シーズンで、少々治安の悪いところで携帯を売りさばいていたのですが、その縁を利用して携帯の利用者を顧客にすることを思いつく。(『50%オフ!!』で仕事を引き受ける)
高齢者法でうきうき仕事していた彼はどこに…( ;∀;)

また、ナチョとの縁でクレイジー8ラロ・サラマンカの弁護人に。
クレイジー8に関しては、ドラッグ所持の容疑で担当。
この際に、あのハンクとゴメスと面会!クレイジー8をDEAの手から守ります(…?)
ラロに関しては、トラベルワイヤーの職員の命を奪った事件を担当。
ラロには「カルテルの仲間にならないか」とも言われてしまう。

殺人&サラマンカファミリーということもあって、警察は絶対に手放したくない存在。
しかし、ラロはソウルに「絶対に俺を保釈させろ」と要求。
ソウルは胃をキリキリさせながら、保釈させるべきと裁判で提案。
警察側は「保釈してしまえば、彼は逃亡する」と主張するが、ソウルは一芝居うって、「彼はアメリカに家族がいるので、逃亡する可能性は低い。」と主張。
…なんと、これが認められるのですが、保釈金は「700万ドル(約10億)!!

ラロにとっては小銭感覚なのか、700万ドル払うことを快諾。
そして、その保釈金をジミーに取りに行けと言うのですが…

↑今シーズンで、とうとう「カルテルの仲間」入りか…

登場人物② キム・ウェクスラー

──演:レイ・シーホーン
『ジミー・マッギル』ではなく、『ソウル・グッドマン』として弁護士業を再開させたことに驚いていたけれど、未だ恋人関係。
(また、ジミーは彼女に「ジミー・マッギルとしては君には及ばないが、ソウル・グッドマンなら君と肩を並べる弁護士になる」と言っているので、やはり彼女に対してもコンプレックスはあったのか…。)

仕事関係は、プロボノ案件に引き続き情熱を燃やしていきたいのにメサ・ヴェルデの案件が邪魔してくるのでイライラが募る。(あんなに切望していた顧客だったのに…(苦笑))
そのメサ・ヴェルデがコールセンターを建設するにあたって、建設予定地からアッカーという中年男性が絶対に何があっても立ち退かない!!という問題が発生。
キムも最初はメサ・ヴェルデの要求通り、アッカー氏を立ち退かせようとしますが、「どうせお前も全て金で解決させるような汚い野郎だろう」「そんな奴は、たま~~に可哀そうな人間に、善意だとか言ってちょっとばかりの寄付をして、心を満たしてるんだ」なんてことを言われて、何かモヤモヤしたものを抱える。
ケヴィンに「他の建設地にしては?」と提案しても「絶対に嫌だ、アッカーをどかせろ」の一点張りで、彼女の中で何かがキレる。

なんと、アッカー氏の代理人に就くようジミーに依頼。
ジミーと裏では手を組んで、メサ・ヴェルデと争うことに。
その最中、彼と大きな差を感じさせられるキム。もうこの2人は別れるのだろうな…という決定的な瞬間が訪れるのだけれど、どうしようもなく、その「差」に圧倒され魅了されてしまったのか…。
キム、ジミーにプロボーズ!! とうとう、この2人。結婚します
また、一連の騒動の後シュワイカート&コークリーも辞め、プロボノ案件に注力することを選びます。

↑プロポーズの瞬間、なんで!?と叫んでしまいましたが…どうしようもなく惹かれてしまったんでしょうね…。

思えば、シーズン4から、『ジミー』よりも『滑りのジミー』の時のジミーに心惹かれていたキム。
このプロポーズも納得の展開だったのかも…。

登場人物③ ハワード・ハムリン

──演:パトリック・ファビアン
シーズン4にて、かなり憔悴しきった様子だったけれど、持前の営業力を活かして事務所経営は何とか持ち直し、むしろ絶好調に。
そして、何を思ったか、ジミーを事務所にスカウト。やはり、どこか壊れている男…(´ε`;)ウーン…
これが再びジミーとキムの顰蹙を買う事に。(かなり空気が読めない男…)
しかし、思えば「ジミーを事務所に入れるな!!」と言ったのはチャックだし、そこには彼の意志はなかった訳で…。彼自身は「ジミー・ハッスル」と愛称をつけて、ジミーの能力は評価していたんでしょう、ハワードは。(でも、デイヴィス&メインでもやりたい放題だったし、サンドパイパーの案件をお金欲しさに依頼人を操作したことを忘れちゃいけない…とは思った。)

結果、ジミーから嫌がらせ行為を受ける。
ナンバープレート『ナマステ』の車にボーリングの玉を投げつけられたり、大事な商談中に2人の娼婦が乱入し、好感度を下がられる…等々。
また、この一連の迷惑行為を声高々にキムに報告。それもまたキムを苛立たせてしまい、シーズン5の最終話にはキムは「ハワードをはめる計画を立てよう」とジミーに提案する。

…逃げて、ハワード!!

↑ナマステ…。なんかな~~~鼻持ちならない男なんですよね~~…

登場人物④ マイク・エルマントラウト

──演:ジョナサン・バンクス
前シーズンに引き続き、ガスと仕事。
しかし、ドイツ人建設作業員・ヴェルナー・チーグラーの脱走で、ラロに計画の一部を知られてしまうという大失態を犯してしまったため、地下ラボの建設はすべて中止
計画の再開は、ラロを始末してから…という事になる。

そんなマイクは失敗も勿論、最愛の孫・ケイリーに息子・マティのことを言われて情緒が不安定になってしまう。(なんとケイリーに当たってしまう始末…)
そんな情緒不安定なマイクはジミーのような奇行には走りませんが、町のチンピラの喧嘩を買ってしまう。
その喧嘩で腹をナイフで刺されてしまう。
大けがのマイクでしたが、目が覚めるとなぜかメキシコ付近の片田舎に。(この際、手術してくれた医者は本家にも登場)
そこでとうとう、ガスが「なぜマイクを雇いたいのか」のアンサーを得、彼は立ち上がります。
…やっと、完璧人間マイクの完成…かな?

そして、ラロを無力化するため奔走。
トラベルワイヤーの職員の命を奪ったのはラロだという事実を、目撃者の女性を利用して警察に伝え、彼を逮捕させることに成功するのだけれど…

また、ガスの情報屋になってしまったナチョを少なからず心配はしている模様。
ガスに「ヤツを解放すべきでは」と意見もしている。…そういうところが、なんとなく本家「ブレイキング・バッド」でのジェシーとの関係を思わせる…( ;∀;)
若いもんには弱いのかな、マイク。

↑ガスとの縁を言葉は本当に少ないけれど、しっかりと描いた第5話は本当に素晴らしかった…。

登場人物⑤ ガス・フリング

──演:ジャンカルロ・エスポジート
マイクの雇い主。
地下ラボ建設計画を一旦完全中止にし、ラロにバレてしまった計画の一部をどう誤魔化すか…や、中止にしてしまったことで、外の仲間(マドリガル社の人々ピーターリディアにも不安感が広がるのをなんとか抑え込まないと…等々、なかなか頭を悩ます。
やはり、ラロはかなり厄介な存在
という事で、ラロの動きを封じるため(始末)、色々と計画を立てはじめる。
まずは、手駒にしていたナチョに、ラロの動向を全て報告させることに。
また、マイクにはラロを逮捕するようにと手配したり…。

しかし、獄中に居てもラロのガスへの嫌がらせは止まらず、とうとう彼の命を仕留めることに。
さて、その作戦は成功するのか…。

↑今シーズンで、彼の核となる部分が描かれた印象。…やっぱり、かっこいい。怖いけど…!!

登場人物⑥ ナチョ・バルガ

──演:マイケル・マンド
シーズン4にて、ヘクター・サラマンカの命を狙ったところをガスに目撃され、以降彼の手駒として働くようになったナチョ。
今シーズンでは、ガスが「俺に従わなければ父親の命はないぞ」とより圧をかけられ、彼に絶対服従しないといけない状況に。
そして、ラロの動きを逐一ガスに報告することに。
しかし、ラロはなかなか人を信用するタイプでないので、難航。それをガスに言うと、「ならもっと彼に信用されろ」との正論が…。
なので、ラロから信頼を得ようと奔走するナチョ。

また、カルテルの仲間であるドミンゴ(クレイジー8)が、警察に捕まってしまう。
(元を辿ると、少年2人がハイになって、ジミーの売り文句「50%オフ~!!」と言って大騒ぎして、サラマンカの配下の男からドラッグを購入。その際ドラッグが雨樋を通って出てくるのが詰まってしまったので、クレイジー8が雨樋を叩く、それを警察に目撃される…という、ちょっとばかり縁があったりする。)
その際、その場に居合わせたナチョとラロ。もう逃げよう、というラロに対して、ナチョは警察が踏み込む前に部屋から薬物を回収することに成功。この件で、なかなか見どころがあるな…と思われるナチョ。
それから、ラロがトラベルワイヤーの職員殺害の容疑でラロが逮捕。ここでも、ナチョはジミーを推薦し、難を逃れる。株を上げたナチョは、ラロからの信頼を得、彼の情報を逐一getできるようになるのですが…。なんと、気に入られ過ぎてドン・エラディオとも面会してしまう。

ナチョの運命は如何に。

↑あのドン・エラディオと面接(?)するナチョ。気に入られたらもう最後だぞ…

登場人物⑦ ラロ・サラマンカ

──演:トニー・ダルトン
今シーズンでも、ガスのしっぽを掴もうとしているラロ。
ヴェルナー・チーグラーから入手した情報で、「ガスが一体何をしようとしているのか」を推測しますが…。結局、なにかとガスにヒラリヒラリと躱され、最終的にはトラベルワイヤーの職員殺害の容疑で逮捕されてしまう。
それでも、ガスへの嫌がらせ行為は続行。獄中からナチョへ電話し、「ガスのチキンの店を燃やせ」と指示。ナチョはガスにそのことを報告。ガスはとりあえずは1店舗は捨てることに。
…ガスの怒りにはガソリンを注いだようなもの。ガスはもう彼の命を仕留めることを決心。

ジミーの力を借りて、700万ドルの保釈金を支払うラロ。勿論、アメリカ国外へと逃亡。
(国外に行く前に、「ジミーがついた嘘」の真意を問いただしに戻ったりもしますが…)
その際に、ナチョを見込んで、カルテルの大ボスであるドン・エラディオに引き合わせたりする。
そして、メキシコの豪邸に戻るのだけれど、ガスが雇った暗殺者集団に家を襲撃されます。

ラロはこの窮地をどう脱するか…。

↑やっぱり、カッコイイのはカッコいい。見た目は。

あらすじ

【現在のジミー】
身分を隠して、シナボン店長として働くジミー。とうとう、彼が「ソウル・グッドマン」だと気づく人間が出てくる。
身の危険を感じたジミーは、再び表の仕事は掃除機販売、裏の仕事は人消し屋のエドに連絡。
再び雲隠れしようとしますが…、何やら策を思いついたようで、依頼をキャンセルする。

【過去のジミー】
弁護士資格が復活し、ソウル・グッドマンとしてキャリアを再スタートさせる。
その様子をちょっと複雑な表情で見つめるキム。それでも彼を支えている。
ジミーは携帯を販売した少々治安の悪い顧客たちを相手に仕事を再開させ、新たに事務所をかりたりと大忙し。そんな中、招かれざる客、ナチョが彼の元を訪ねる。
ナチョはジミーにラロを引き合わせ、「ラロの弁護人になれ」と命令。
断れる立場にないジミーは、ラロの弁護を引き受ける事に…。

一方、マイクは未だヴェルナー・チーグラーの件を引きづっていた。
メンタルの調子は狂ったまま、町のチンピラに喧嘩を吹っ掛けたりしてしまい、とうとう脇腹を刺されてしまう。
目を覚ましたマイクは、メキシコ近くの田舎町で目を覚ます。
そこで、とうとうガス「マイクを雇いたい理由」を感じとり、マイクはガスに力を貸す(契約金云々だけでなく)ことを決意。
様子がおかしいと心配してくれていた義理娘にも「今、目の前にいる人たちを大切にしようと思う」という。
そして、ガスの邪魔ばかりするラロの動きを止めるべく奔走する。

…というお話。

ジミーとキムの関係

今シーズンでも大きな展開を迎えるジミーとキム。
とうとう結婚します…!!( ゚Д゚)
ちなみに、今シーズンでの2人の歩みは…

★メサ・ヴェルデの案件
⇒コールセンター建設予定地から立ち退かないアッカー氏問題。
そのアッカー氏を利用してメサ・ヴェルデに嫌がらせをするジミーとキム。
(アッカー氏の家にキリストの顔が浮かび上がってきた、歴史的に重要なものが発掘された、放射性物質がでた…等々でっち上げて、立ち退きを引き延ばそうとする)
最終的にジミーとキムが組んでいるのがシュワイカート&コークリーの代表・リッチにばれてしまったので、キムがもう和解金で解決しようとしたところ、ジミーは最後まで嫌がらせを続行。
メサ・ヴェルデのあることないことのネガティブなCMを放送する、と叩きつける。
結果、ジミーはメサ・ヴェルデに嫌われてお終い。
しかし、この一件でジミーに惚れ切ったキムはジミーにプロポーズするのでした…。

★ジミーがカルテルと関係を持った事で、キムも関係者に。
⇒ジミーが400万ドルを取りに行ったっきり帰ってこなかったので、心配したキムはなんとラロに面会。これで、ラロに「お前ももう関係者だな」と認定されてしまう。
それに、家にやってきたラロを追い出すことにも成功してしまうキム。なかなか肝が据わっている。

★鼻持ちならないハワードへの嫌がらせを計画。
⇒ラロ、カルテルの襲撃と…さまざまな壁を2人で乗り越えてきた2人。
そんな2人に未だ関わろうとするハワード。ジミーには「僕の事務所に来ないか」と誘う始末。
それがやっぱり気に入らない2人(特にキム)
集団訴訟中のサンドパイパーの案件に嫌がらせをしないか?と2人で計画し始める。

といった感じ。
ジミーは勿論ですが、キムもどんどんと深みに嵌っていきます。
滑りのジミーに魅力を感じたキムは、【ソウル・グッドマン】になった彼にも勿論魅力を感じてしまったから…なんでしょうか( ;∀;)
特に、ハワードへの嫌がらせ行為はキムの方が乗り気。まぁ、確かに…ハワードは鼻につくヤツではありますが、そこまで彼に拘らなくても、と思ったり。

そんなキムは、メサ・ヴェルデのごたごたも経て、やっぱりプロボノ案件に注力するためシュワイカート&コークリーを辞めます。
思えば、HHM⇒個人事務所⇒シュワイカート&コークリー⇒プロボノ案件のみ扱う弁護士…という激動のキャリアを歩んでいるキム。今後の彼女はどうなるのか…、カルテルとの絡みも出てしまっているし、とても心配。

カルテルの弁護士に勧誘され、人生が大激変

ジミー、今シーズンで一番の転機だったのではないでしょうか。
とうとう、カルテルの弁護士にならないか…とラロから勧誘されます。
そして、現金getのために「700万ドル」の保釈金を取りに砂漠にまでいくジミー。
ここもなかなかのサバイバル。
なんと、何者かに銃で襲撃されて絶体絶命のピンチに。そこを助けてくれたのはなんと、マイク
マイクは何人もの男を狙撃し、ジミーを助けてくれます。
しかし、目の前で何人も死んでしまうという光景を目にしたジミー。流石にショック状態に。
そんなジミーを引っ張って、マイクはこの窮地を脱するのですが…、そもそも誰がこの保釈金を狙ってやってきたのか?そして、マイクはどうしてジミーを助けた(=保釈金を守ったのか)のか??

★ラロの保釈金を奪いにきたのは、ドン・ボルサの手下。
ドン・ボルサはガスの商売力を高く買っているので、商売の邪魔するラロを刑務所にいれたままにしておきたかった。その為、保釈金を奪いにきた。
…しかし、ガスはラロは刑務所に居ても自分の邪魔をする事がわかっているので、彼を外に出してして彼を暗殺しようと考えていたガスからすると、彼には無事「保釈金を支払ってもらう」ことが最重要だった。だから、マイクが監視していた。
且つ、ラロの保釈に関して「何か」が起きてしまうと、確実にガスが最初に疑われてしまってカルテル内でのポジションが危うくなるため、何をしてでもラロを保釈しないといけない。
…ん~~、なかなか面倒くさい!!(こら)

↑ボルサはボルサなりにラロを何とかしたかった…けど、目立っちゃうとダメだから…(;´Д`)

完全にカルテル内の揉め事です。
そんなことは勿論知らされていないので、ジミーはひたすら困惑します。自分は誰に狙われて、どんな厄介事に足を突っ込んでしまったのかわからないのだから。
マイクに事情をおしえて!!と何度も訴えますが、マイクとしては内情を全て話してしまえば、ジミーは完全に「内部の人間」になってしまうので、それは避けています。

そして、何より怖いのは「襲撃をされたことをラロには言わなかった」事。
これは、マイクの指示です。言えば、ラロはガスの関与をすぐさま疑って面倒なことになるのは必須ですからね。
マイクの指示通り、車が故障して戻りが遅くなった…とラロに報告するジミーでしたが、ラロは本当に疑り深い男なので、わざわざジミーの車を確認しに行くのです。(すご~~い!!)
そして、ジミーの車にたくさんの銃痕を発見、それを問いただしにこれまたわざわざジミーの元を訪れます。…これに関してはキムが咄嗟に機転を効かして「地元の悪ガキたちが銃の試し打ちをしたのよ」と言って、何とか難を脱します。

…でも、これでカルテルの問題に足を突っ込むことになってしまうジミーとキム。
彼らの命運は如何に…。

↑マイクと一緒に砂漠をサバイバルするジミー。現金で700万ドル(約10億)…相当重いでしょうね。

マイクとガス

一方で、マイクはガスとの親交を深めていきます。
マイクはシーズン4から、メンタルの調子を崩しがちだったのですが、今シーズンでとうとうメンタル問題が解決?します。

第5話【マックスに捧ぐ】で、ガスが恋人と思われる男性・マックス(直接的に恋人という表現は出てこないのだけど、本家の頃から出てきているガスにとって特別な男性)の為につくった噴水のある町で、大けがを負ったマイクの面倒を見ます。
そこで怪我を癒しつつ、マイクはガスと話をします。
愛する恋人の為につくった噴水の前で『君なら、復讐というものを理解してくれるはずだ』と言う。
ヘクター達によって最愛の人の命を奪われてしまったガスは、もう奴らに復讐したくて復讐したくて仕方がない。その為には「兵士が必要」。そして、その「兵士」こそ、「復讐の全てを理解しているマイクが必要」だと言う事。

いやぁ~~、このシーンが本当に格好よくて、鳥肌が立ちました。
言葉少ななのに、「復讐を君なら理解してくれる」というガスに対して、息子・マティの為に復讐してまわったマイクはその苦労も、気負う全てもわかっている訳だから、そう言われただけで「よしわかった。(言わないけど)となる、この男2人。渋い…。渋すぎる…。

そうして、マイクはガスの復讐に付き合うことになります。
そんなマイクですが、情報屋になってしまったナチョには同情している模様。
彼に関しては、もう充分情報を流してくれているし、そもそも優秀な男だからこちらにひっぱっては?と提案しているくらい。
しかし、ナチョは今までトゥコヘクター(どちらも上司)に歯向かってきている前科があるので、「それは無理」と一刀両断。確かに説得力がある…(´ε`;)ウーン…

↑ガスの恋人、マックス。彼の死が彼に一生消えない傷を残した訳ですね…( ;∀;)

ナチョの運命やいかに…

前シーズンから、ガスの情報屋となりラロの情報を横流しするようになったナチョ。

今シーズンでは、ガスに実父を脅されより地獄へと足を突っ込んでいきます…
ガスに情報を渡す為に、ラロからの信頼度を上げる。すると、ラロからとても気に入られてしまって、ドン・エラディオとも面会することになっちゃって、カルテル内での地位を上げてしまう…!!(大汗)

ナチョはもう足を洗いたいと思っています。
彼の唯一の家族&最愛である父親に、もう悪の手が迫りまくっているからです。
いとこにお金を渡し、自分に代わって父親の車会社を買収してもらい、父親には退職してもらって国外に逃げよう…そこまでの計画をしていました。
けれど、この父親もなかなかの頑固者だし、息子の企みに気付いています。
「お前が買い取ろうとしたんだろう。けど、俺はこの仕事を辞める気はない。お前の方が足を洗え」の一点張り。
…その通りすぎて、ぐうの音もでない。(´ε`;)ウーン…
どうしてこんな仕事に真面目で堅実な父親がいながら、ナチョは悪の道に行ってしまったのか甚だ疑問なのだけど、父親は「足を洗え」しか言わないし、ナチョはとにかく苦しい。

自分の身だけ守る為にガスを裏切れば、ガスに父親は始末されてしまうし。
かといって、ラロに全てを打ち明けることもできない。(トゥコとヘクターをあんな風にしたのは自分です!!なんて、言える訳ないですよね…)

そして、最終的にはガスが雇った暗殺者がラロの豪邸に入れるように手引きしてしまうナチョ。
ナチョの運命も大変気になるところ…!!


















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