フロム 閉ざされた街 シーズン1ネタバレ感想

海外ドラマ















ネタバレ感想です!!
未見の方は注意してください!!













↑公式さんの予告動画。日本語のはなさそうですね。
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スタッフ紹介&概要

製作総指揮
ジョン・グリフィン
ジョー・ルッソ
アンソニー・ルッソ


監督: 
ジャック・ベンター
ジェフ・レンフロー
ジェニファー・リャオ
ブラッド・ターナー


脚本: 
ジョン・グリフィン

こちら、日本ではU-NEXTでしか配信されていないドラマなんですけれど、凄く面白かったですね!!
…で、調べてみたらルッソ兄弟が携わっているとのこと。いやぁ、才能豊かですね。
でも、こちらは脚本や視覚効果が最高に良い作品でした。ルッソ兄弟はどこまで噛んでるんでしょうね。
それにしても、シーズン1では何の謎も解けることはなく。ただただ謎が広がって深まるだけでしたので、今後の展開に超期待です。‥‥‥どうか、伏線は全て回収してほしい!!( ;∀;)

因みに、シーズン2、3と制作は決定しているみたい。もう予告動画が出ていましたよ。

↑こちらはシーズン2の予告。シーズン1の最後にやってきた観光?バスの人々も大変な目にあっていそう…( ;∀;)
↑こちらはシーズン3の予告。あれ??街から脱出していそう…??でも、また戻ってる感じもして、何?地獄??

あらすじ

森に囲まれた名もなき小さな町。
そこは外界と隔絶され、夜になると化け物が現れて人を襲う恐ろしい場所だった。
町に迷い込んだ人々は、終わりのない恐怖にじわじわと正気をむしばまれつつも助け合って生きている。しかし、崩壊寸前の家族と変わり者の起業家がやってきた日から運命の歯車が動き始めた。真っ白な服を着た謎の少年、すべてを見通す何者かの声、次々と明らかになる奇妙な現象。やがて人々は町から脱出するために行動を起こす。彼らの行く先に待つ真実とは?

引用:U-NEXT

‥‥とまぁ、このような感じでお話は進みますが、1つも謎は解けません…!!(何度も言う)
ひたすら、謎が謎を呼び、皆でサバイブするお話でしたよ。

登場人物① ボイド

──演:ハロルド・ペリノー
本作の主人公の1人。元軍人。
この地図にない街に、妻・アビーと息子・エリースと3人で迷い込んでしまう。
暫くはなんとか過ごしていましたが、このツライ現実と精神に異常をきたしてきた妻を見たくなくて、ボイドは【森】を探索することで現実逃避。
そんなことをしているから、とうとう妻は精神的に壊れてしまって。
同じ境遇の迷い込んできた人たちを銃で「解放してあげる…(ΦωΦ)フフフ…的なこと言って襲い始めちゃう。息子も撃とうとするものだから、ボイドが彼女を射殺。
以来、エリースとは確執が出来ちゃっています。悲しいね…( ;∀;)

流石元軍人なだけあって、メンタルは強く、この状況下でも思考を止めないし人を助けようとする心優しい人。
街の外にある森を探索して、あの気味の悪いモンスターたちに有効なお守りも見つけてきた。
ドリームキャッチャーみたいな形のお守りなんだけれど、なぜこれがモンスター達に有効なのかは謎。これもシーズンが進めばわかるのかな…?

街では保安官として活動中。相棒にケニーというこれまた心優しい青年がいる。

登場人物② ジム

──演:アイオン・ベイリー
作中で明かされますが、妻・ダビサと離婚する前に家族4人で旅行する途中、この狂った街に迷い込んじゃう。イーサンという幼い息子と、絶賛思春期&反抗期のジェリーという娘がいます。
娘のジェリーはしかも街で一緒に暮らすのではなく、コロニーで生活を始めてしまって、ファティマという女性に心ひかれていっちゃいます。
因みに、ダビサと離婚原因はどうやら、トーマスという息子(イーサンの兄?にあたるのかな)を自身たちの不注意で亡くしてしまったことを心に病んでいるからのよう。
こちらもツライ…。

物語り後半、エンジニアという職を活かしてジェイドと共に電波塔をたてて、無線を使えるようにしますが…。繋がった先が本当に謎で。怪しげな?男??だったのかな??一体誰に繋がったんでしょうか…??

登場人物③カトリ神父

──演:ショーン・マジャンダー
街の神父様。
優しく、時に厳しい…いや、何だか怪しさもある人。ボイドより前にこの街にきていた。
ボイドに倫理観を説いたり、相談役になったり。でも、目的達成のためなら暴力も厭わないタイプ。
実際、この街に来る前は自身の教会に相談しにきてくれていた少年を虐待していた父親を撲殺しています。そして車で逃げていたら、この街に迷い込んだ…、と。

物語り後半で、「モンスター達の声(指示)が頭の中で聞こえる」と言い出したサラを地下に監禁し、サラを利用して街の謎を解明しようとしていました。

でも、それも道半ばで断念…、街を襲ってきたモンスターに彼も命を奪われてしまいます(結構ショックだった( ;∀;))
でも、この作戦をボイドが引き継ぎ、サラとともにボイドは森に繰り出します。

登場人物④ サラ

──演:エイブリー・コンラッド
街にあるダイナーでお手伝いさんをしている。
心優しい、おとなしい少女に見えるけれど、「頭の中でモンスター達の声が聞こえて、その指示に従えば街から出してあげようと言われているの(;´Д`)とか言っていて。…ホ、ホントに…??
でも、「指示に従わなければ兄の命はない」とも脅されていて。イーサンの命を奪え、という指示を守れなかったときには兄・ネイサンは死んでしまった(しかもサラが彼の首を切ってしまったという悪夢つき)

この特性に気づいたカトリ神父がボイドと【森】に行くようにと。最初、ボイドはただの妄言だろ…と信じていませんでしたが、【森】に入ったら彼女の能力に助けられて、だんだんと信じるように。

【森】に入ってからは、モンスターの声は彼女たちに害を与えているような感じはなくて、むしろ助けをくれているみたいに見えました。
最終的には森では大きな?蜘蛛…?みたいなものに襲われていましたね。
なんだかその蜘蛛がモンスター達の親玉のようでしたが、一体何なんでしょう…??

↑サラとボイド。最初は上手くいっていなかった2人ですが…

登場人物⑤ ヴィクター

──演:スコット・マッコード
この街の一番の古株。少年時代からいるので、おそらく30年くらいは…この街にいるのでは?
かなり不思議な人で、まるで内気な少年のよう。少年のころからこんなところにいるわけですから、社会性はかなり乏しい。物語り調のイラストを描いていて、それがこの街の謎を解くカギにはなりそう。コロニーがモンスター達に襲われた時に、そのイラストをジュリーに渡していましたが、今後それも効いてきそう。

ジムの息子・イーサンと同じ【白い服の少年】をずっと見続けている。そして追っているみたい…?
この【白い服の少年】は、ずっと少年のままだし、襲ってもこない。なんなら【森】で困っていたサラとボイドを助けてあげてもいたので良い奴なのかもしれない。

また、ジェイドが幻覚で見ているシンボルをメモしていた謎の本に、ヴィクターが映り込んだ写真もあって。‥‥‥なんだか謎が多すぎる漢。

登場人物⑥ ジェイド

──演:デヴィット・アルペイ
IT会社の起業者。
かなり頭もいいようだけど、残念ながらジャンキー。
保安官代理のケリー家族と仲良くなります。
この街の電気事情に目をつけ、ジムとともに電波塔を作ることにします。

ジャンキーなので、みんなから「変な幻覚を見ているひと」という目で見られていますが、結構重要な幻覚もみているようです。
いつも同じシンボルを見ています。そして、そのシンボルも他の人(随分と前にこの街にいた人っぽい)も見ているという事実も発覚します。
…一体何のシンボル??

謎① 白い服の少年

イーサン、ヴィクター、サラが見た少年。
おそらくモンスターなんでしょうけれど、彼はなぜか【昼】にも動いているんですね。
しかも、【森】ではサラとボイドを助けてもいます。
…いい奴なのかもしれないですが、一体何が目的なんでしょう。

謎② そもそものこの【街】

そもそもこの街が謎。(当たり前)
夜中にモンスターが出る他に、不思議な点があります。

●モノをいれるとワープしてくれる木がある。
⇒行き場所はランダムらしい

●大昔に無くしたものがなぜかある。
⇒ジムとダビサの大昔に無くした手作りのアクセサリーがなぜかあった。

●家には明りがつくのだけれど、そもそもその電力がどこから来ているのかが謎。
⇒解明するためにジム一家が地下を掘っていたけれど、たどり着いた先は【彼らの食事場(ヴィクター曰く)】だった。意味が分からない(;´Д`)

●森に囲まれていて、そもそもそこから出られない。出ようとしても結局戻ってきちゃう。

そんな感じなので、謎しかありません。多すぎやしませんか。ちゃんと回収できるのか…。

謎③ 何のシンボルなの??

このシンボルはまだジェイドがよく見かけていましたね。

幻覚を見るたびにそれが出てきますし、先住の方も見ていてメモは残されています。
…集団幻覚かなんかでしょうかね?

ただ、このシンボル、あの地下で見つけた【奴らの食事場】にもあったし、ボイドが最終話でワープした先にもありました。
ジェリーも、ジェイドが初めてシンボルを見た場所にワープしてきていた(納屋?みたいなところ)ので、ワープと何か関係のあるものなんでしょうか。
…と、勝手に考察していますが。どうなんでしょう。謎です。

謎④ 電波塔で受信した声って何なの??

ジェイドとジムが発案して、皆で頑張って建てた電波塔。
最終話にてそれが完成し、いざ無線を使うのですが。かえってきた返事は「ダビサ1人で穴を掘らせるなんてさ。酷いじゃないか、ジム」でした。
お前誰やねん、と思わず突っ込んでしまいました──…

あんなに皆が希望を持って、託して、やっっと作った電波塔ですよ??
あんなに苦労して時間かけて作ったのに、かえってきた返事がそれって…。怖すぎるしもう「なんやねん誰やねん」状態にワタシはなりましたよ。

…まぁ、それはさておき。結局本当に誰かわかりませんし、2人の名前を把握している上に今現在2人が何をしているのかを把握しているのも気色悪い。

謎⑤ サラの能力

能力、と言っていいのか定かではないのですが。【頭の中でモンスター達からの声が聞こえる】のは、どうやら本物のようです。
でも、死者の声(ボイドの妻・アビーの声も聞いていた)も聞こえていたような描写があったので、何が聞こえているのか不明瞭ですよね~~…
これが確かであるならば、命をい奪い損ねたイーサンの命を奪ってしまえば、街の外に本当に出られいるのでしょうか…?(でもなぜイーサン何でしょうね?白い服の少年のせい?)

でも、その前に、サラは第1話でジェイドと一緒にきた青年の命を奪っていますよね。
これもモンスター達の指示だったわけで、ちゃんと従っているのに街の外には出れていないので、やっぱり信用ならない声なのかな?とも思ったり。…そもそも何故彼は死ななければいけなかったんだろう( ;∀;)

まぁ、どこまで彼女の能力を信じていいのか。そもそもその声自体が誰で信用に足るのか。ううむ…謎です( ;∀;)

謎⑥ 蜘蛛の巣…??

【森】を探索していたボイドとサラがたどり着いた先で、何者かに襲われますよね。
テントの中からでしかわかりませんでしたが、そとはピカピカ光っていたしヘリコプター?のような音も聞こえていましたが、一体なんだったのかはわからず…。
一夜明けて外に出てみれば、テントとその周りは蜘蛛の巣のような白い糸まみれでした。
…………あれは一体なんだったんでしょうか??

丁度、この地点にたどり着いたころにサラが「あのモンスター達はかわいいものだった、もっとおそろしいものがいる」といった声を聞いているので(第10話/アビーの声だった?)、この蜘蛛の巣の長がモンスターたちの親玉なんでしょうか?

しかも、その蜘蛛の巣のようなものにボイドの妻・アビーが囚われて助けを求めている描写もありましたので、…謎ですね………(;´Д`)

感想 面白い…!!面白いんだけれど…!!

非常に好みで、面白い作品でした!!

一番の好みは【モンスター】たち。
一見普通の見た目に、なんなら普通にしゃべるので、とっても友好的にも見えちゃうモンスターたち。
なのに、一歩家に招き入れたら最後。食いつくされてしまいます。これもなかなのグロテスクで、恐怖を増し増しにしてくれましたね。

…で、このモンスターの特徴としては【ボイドが見つけてきたお守りがはっている家には入れない】けれど【招かれれば家に入れること】

こんなの攻略簡単やん…?とりあえず扉をあけなきゃいいんだからさぁ??………と思いますが、どこにも行けず街に閉じ込められている状況で、夜中になったらこのモンスターたちが街を徘徊、そして都合のよい甘い囁きをし続けられたら、ついつい家の扉を開いてしまうのか人間…。
いや、開けるなよぅ…、とツッコミながらも、極限状態で自我を保つのも大変だよなぁ…( ;∀;)と思うと、こういう静かなモンスターこそ恐怖なのかな。と思った次第。

それにしても、一体くらい倒せないものなんでしょうか?!
朝、昼は自由に行動できるわけですから、罠でも作ってモンスターを1体ほど尋問したり、なんなら一日1体は退治する、などのノルマを課してやっていけば、いつかはモンスターもいなくなって、なんとかなりような気もしたり、ラジバンダリ…(;´Д`)
それくらいのハングリーさも必要では??

そして謎ばっかりなのも楽しくて面白かったです。
そもそもこの街は何なのか?白い服の少年は何者?サラに指示出してるモンスターって何者なの?信用していいの?なんでお守りがあったら襲ってこないの?ジェイドが見てるシンボルって何なの??

沢山なぞがあって、楽しいです。
…でも1つも解決されないのはモヤモヤします~~!!シーズン2や3に期待なんでしょうけれど、1つくらいは解決してほしかった!!

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